10月1日、富士宮プロレス第3戦が開催された!
いつもなら5月の開催されるのだが、
富士宮市長選と重なり、10月開催となった。
今回は、4月に引退を表明した富士宮出身の女子プロレスラー
植松寿絵選手の最後の凱旋試合となる。
町おこしとして旗揚げされた富士宮プロレスだが、
地元出身でこんなに素晴らしい選手が居た事は誇りだ。
プロレス界のトップレスラーが市民手作りの団体に、
エースとして出てくれたのは本当に嬉しい!
宮プロスタッフが一生懸命心を込めてやっているからに他ならない。
会場内外の売店も準備された。
植松選手はいつもの”素顔”で、”地元だけの笑顔”で会場を回っていた。
試合前は他の選手も観客との交流を楽しんだ。
並んでいる観客の周りを廃棄物を持ってウロウロしているのは
フホートーキー・・・。みんな無視・・・。でも一生懸命声を掛けている。
試合開始前、会場は子供や家族を中心に、
観客は400人は越えただろうか。
宮プロ代表石川さんお挨拶、岩見君のリングアナで試合開始!
実況は僕、沼プロ高橋、解説は宮プロ石川さん。
@第1試合
『宮プロ&沼プロ交流マッチ』
○竹の子戦士バンブーキング&お茶戦士カテキング(沼プロ)
vs
×ニジマス戦士・エルトラウトザ・レインボウ&お魚戦士ヒラキング(沼プロ)
(12分23秒・青竹式バンブードロップホールド)
2戦の登場だが早くもチビッコに大人気のバンブー!
カテキングはカテクイーンといつものカテキンポーズ
サスライの鱒らしく、クールに入場するレインボウ。
ヒラキングはいつも通り平泳ぎハイタッチ!
まずは沼プロ対決!そして宮プロ対決!バンブーが良い動き!
そして宮プロ沼プロ対決が実現!力が入る!
レインボウのチンロック、ヒラキングのトラースキック!
バンブーのニールキック、カテキングの茶ンピングニーアタック!
カテキングのお茶ッパー、茶ーマンスープレックス。
手の組み方が”湯吞み式”になっている!?
バンブーのダブルアームスープレックス、
そして決めたのは青竹式バンブードロップホールド!
試合後はノーサイド、ファンへのプレゼントも忘れない!
@第2試合
○中小企業戦士宮耕作&戦国戦士グレートザ・KANSUKE
&サラリーマン戦士営業男(沼プロ)
vs
湧き水戦士・湧き水ブラザーズ1号&2号×
&爽やかマッスル沼プロエース!駿河永悟(沼プロ)
(14分14秒・課長昇進式ブレーンバスター)
ミドリ十字を背に名刺を渡しながら入場、レフリーにも渡す紳士ぶりの耕作。
課長に昇進しただけに、初心忘れずと言った感じ。
師匠のKANSUKEは堂々と、営業男は名刺を忘れ恐縮。
湧き水ブラザーズは仲良く2人で入場!永悟は富士宮でも人気だ!
まずは先発を志願した営業男を自軍コーナーで責め立てる。
永悟は、営業男を圧倒した後、耕作もブレーンバスターで投げる!
眉毛を取られ情けなくなってパワーダウンの耕作。
更には筋肉バスターから、KANSUKEにジャーマンスープレックス!
救出したのは営業男!湧き水ブラザースも2人まとめて吹っ飛ばす!
眉毛をいじられ弱っていた耕作が大復活!
強烈な課長昇進式の垂直落下ブレーンバスターで2号をピン!
試合後のファンへの感謝、ミドリ十字への誓いは忘れない。
@第3試合セミファイナル
高原の神秘エンペラード・アサギリvs進化した悪役スーパー怒赤竜
↓
ノーコンテスト〜再試合
↓
高原の神秘エンペラード・アサギリ&フォガトゥン・ジャイアント・フジヤマ○
vs
×進化した悪役スーパー怒赤竜&廃棄物怪人フホートーキー
(1分16秒・フジヤマボンバー)
この試合は、アサギリvsスーパー怒赤竜のシングルマッチのはずだったが、
今日も今日とて、悪党Mrxが宮プロヒール軍団ヘルズベルズと
沼プロヒール軍団GO BADを連れて乱入!
どう言う事なんだと手を上げるアサギリ。
試合が始まると、進化した怒赤龍のパワーは凄かった!
しかし、予想通りの乱入でノーコンテスト。
レフリーパンチョ軽部もお手上げ・・・。
場外では湧き水1号が袋だたきに。マイクを持つアサギリ!
そしで、アサギリがギターを持った!遂にあの男を呼ぶ時が来た!
wi will rock youのギターが鳴り響く!
ついに!アイツが現れた!
フジヤマの化身!フォガトゥン・ジャイアント・フジヤマの登場っ!
アサギリ&フジヤマvsスーパー怒赤竜&フホートーキーのタッグマッチに変更!
怒赤龍の攻撃、フホートーキーの攻撃は、全く効かない!
最後は喉をガッチリ掴んで、日本一の高さから落とすフジヤマボンバーで秒殺!
場外でぴくりとも動かないフホートーキー。
すごすごと逃げ帰ったヒール軍の置き去りにされた廃棄物を片付ける。
しかし、フジヤマは一体的か味方か・・・!?
@第4試合・メインイベント!
×秋祭りなでしこ・マツリーダ宮子&村山ニンジン戦士・キャロライン村山
vs
輝優優&宮プロエース植松寿絵○
(14分00秒・ドラゴンスープレックス・ホールド)
宮子さん、祭り囃子に載って観客を微妙に寄せ付けず入場。
キャロラインは相変わらずハイテンション!
植松寿絵選手は、来年4月30日に女子プロレス引退を発表したため、
長年のパートナー輝優優を指名してのタッグマッチとなった!これが見納めか!?
地元北山出身の植松の先発に、村山地区出身のキャロラインは気合い充分。
にんじんで首を締めてのキャメルクラッチ。
でも輝ちゃんにお返しされる。
阿幸地出身の宮子も植松にライバル心メラメラ!ビッグブーツ!
輝ちゃんには拝み渡りからの・・・失敗。
ここからは一進一退!パワーで攻める輝ちゃん。
植松のミサイルキック!
植松の顔面キックに、村山のマスクが外れるハプニングも。
ミサイルキックは誤爆。
キャロラインのフライングネクブリーカー。
植松輝ちゃんのダブル攻撃をカットする宮子。
しかし最後は植松の必殺ドラゴンでピン!地元勝利を喜ぶ2人!
ここでサプライズ!植松寿絵選手の妹親子が登場し花束を贈呈。
答える様に、マイクでこれから引退まで全力で走る事を宣言した植松!
悠々と引き上げる両雄。2階席には垂れ幕が。
@第5試合・バトルロワイヤル
このどさくさで、テンション低いままの怒赤龍とフホートーキは退場。
更にはフジヤマまで・・・。
耕作と永悟の”勝手に筋肉対決”はやり過ぎで2人まとめて退場。
カテキングとレインボウもまとめて退場。この後KANSUKEも。
数珠つなぎボストンクラブでは、なぜか先頭のバンブーがギブアップ。
この後、アサギリ、営業男、ヒラキングも退場となり最後は湧き水兄弟対決!
決まり手は、よしま池出身の弟2号の
「バカ!アニキ〜っ!」の叫びと共に決まった、
バカアニキ・スープレックスで優勝!
瞬間的に「バカアニキ」と言ってしまった弟2号も反省して最後は仲直り。
でも最後が胴上げからの落下。お約束〜。
最後は選手リングに集合、植松と背選手の
「元気復活!富士宮プロレス!」で締めました!
最後は観客との交流も忘れない!
期待感が大きく膨らんでとても盛り上がった「宮プロ」第3戦!
引退後もスタッフとしてサポートしてくれる事になった植松選手。
まだまだこれからも楽しみです。